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**皇国手配書2(2006.12.05) [#vfb2b928]

下に記す者は、我が皇国を脅かす怪物の中でも、とりわけ悪名高い怪物たちである。
腕に覚えのある傭兵ならびに冒険者諸君は、こぞって討伐に参加されたし。

-''ケルベロス〔Cerberus〕''
この怪物は、トロールどもの軍都ハルブーン周辺で傭兵諸君からの目撃報告が相次いでいる、大きな三つ首の魔犬である。剣を徹さぬ鎧のごとき硬い漆黒の外皮と、鎧を貫く剣のごとき鋭い爪を特徴とし、すでに多くの同胞が犠牲となっている。

>また、この怪物がトロールの首領グーフールーの猟犬である、とする説もある。それが本当ならば、いつ何時、彼によって皇都攻撃に連れてこられてもおかしくはない。傭兵諸君は可及的速やかに、このケルベロスを退治すべく奮闘努力してもらいたい。

-''ハイドラ〔Hydra〕''
この怪物は、ワジャーム樹林の奥地に棲息している巨大な三つ首の龍である。作戦中ハイドラに襲われた義勇軍中隊の生存者の話によると、竜胆色の分厚い鱗に矢や魔法はことごとく阻まれ、三つの首から次々と吐かれる猛毒の息によって兵士は訳もわからず、バタバタと絶命していったとのこと。

>我が軍では、これまで単なる辺境の怪物と目していたが、マムージャどもがこの怪物の餌付けを試みている節があり、もし成功すれば、皇都攻略に利用されるのは必至であろう。
傭兵諸君は、その計画を未然に防ぐため、このハイドラを早急に討伐してもらいたい。

-''キマイラ〔Khimaira〕''
この怪物は、ハルブーン、そして最近ではヘディバ島でも目撃報告のある魔獣である。しかし、大羊のごときねじくれた角。獅子のごとき金色のたてがみ。蝙蝠のごとき矮小な翼。蛇頭のごとき猛毒の尾。そして、ベヒーモスのごとき紫苑色の皮膚と、その報告は著しく一貫性を欠き、いまだその存在さえ怪しまれているのが現状である。

>だが、それらすべてが事実であるとすれば、新手の合成獣であることは疑いようがない。よって傭兵諸君は、この仮称「キマイラ」のさらなる情報収集に努めてもらいたい。

>なお、巷で囁かれている、このキマイラは我が国が開発した生物兵器である、との説は根も葉もない噂にすぎない。風説に惑わされることなきよう、注意されたし。

〜皇国軍広報官シャザーシュ〜

**ジョブ調整について(2006.12.01) [#wea20112]

次回バージョンアップでも、いくつかのジョブについて調整を行います。
現在調整が予定されているナイト、暗黒騎士、青魔道士、コルセア、からくり士の5つのジョブについて、変更点の詳細と開発側の意図を皆さんにお伝えしたいと思います。

-''ナイトの調整方針について''
防御に特化し、モンスターの敵対心コントロールなども可能とするナイトのアビリティのうち、ジョブアビリティ「センチネル」と「ランパート」、ジョブ特性「シールドマスタリー」の効果を見直します。

>''【センチネルについて】''
センチネルの効果を、防御力アップから被物理ダメージカットに変更します。
なお、以後もモンスターの敵対心をコントロールする目的で使用できるよう、センチネルの効果中は、使用者のとる行動に対して敵対心アップの効果が付与されるように調整します。

>''【ランパートについて】''
ランパートには、範囲内にいるパーティメンバーの防御力アップの効果に加え、新たに魔法バリアの効果を追加します。
この魔法バリアはストンスキンなどと同様の仕組みで、一定量の被魔法ダメージを無効にするものです。

>''【シールドマスタリーについて】''
シールドマスタリーについても、新たな効果を追加します。
盾で攻撃を防いだ際にTPボーナスが付与される既存の効果に加え、魔法の詠唱が中断されなくなる効果が発動するようになります。

-''暗黒騎士の調整方針について''
タイミングを考慮した魔法の使用が可能となるように、詠唱時間に関する調整を行います。

>''【魔法の詠唱時間について】''
アブゾ系の黒魔法全種について、詠唱時間を現在の4秒から2秒に短縮します。

-''青魔道士の調整方針について''
青魔道士が特殊技をラーニングできるモンスターの追加、および新たな青魔法の追加、再詠唱時間の調整など、青魔法に関する追加・調整を行います。

>''【新たな青魔法について】''
前回までのバージョンアップで追加されたソウルフレアや獣人ポロッゴなどから新たな青魔法がラーニング可能になります。
また中レベル帯向けに、回復効果をもつ青魔法と、敵単体の魔法効果を消し去る効果をもつ青魔法を追加します。

>''【既存の青魔法について】''
カオティックアイ、フライトフルロアなど、弱体効果をもついくつかの魔法系青魔法について、再詠唱時間を短縮します。

-''コルセアの調整方針について''
コルセアの遠隔攻撃がより有用なものとなるよう、既存のジョブアビリティ「クイックドロー」を調整し、さらにジョブ特性「ラピッドショット」を新たに追加します。

>''【クイックドローの命中率について】''
クイックドローの命中率にAGIが影響するよう変更します。
これにより、食事などでAGIをアップさせることで、クイックドローの命中率もアップさせることが可能となります。

>''【クイックドローの使用間隔について】''
クイックドローの使用間隔を、現在の3分から1分に短縮します。
これに伴い、メリットポイントのグループ1「クイックドロー使用間隔」の短縮時間を6秒から2秒に変更します。

>''【ライトショット/ダークショットについて】''
クイックドローのライトショットおよびダークショットの効果を、直接的なダメージから以下の弱体効果に変更します。

--ライトショット:敵を眠らせる。
--ダークショット:敵の魔法効果を1つ消し去る。

>※クイックドローの追加効果である「弱体魔法の効果アップ」に変更はありません。

-''からくり士の調整方針について''
オートマトン用に新しいウェポンスキルをいくつか追加します。これにより、レベルの高いオートマトンは状況に応じて、これらのウェポンスキルを使用するようになります。
--白兵戦タイプ
敵に近接攻撃によるダメージを与え、与えたダメージ量に依存してHPを吸収する。
--射撃戦タイプ
敵に遠隔攻撃によるダメージを与え、追加効果としてスタンが発動することがある。
--魔法戦タイプ、汎用タイプ
敵に近接攻撃によるダメージを与え、追加効果として短時間の大幅な回避ダウンが発動することがある。

上記のジョブに関する調整に加え、次回バージョンアップでは、テキストコマンド「/ignorepet」の追加も予定しています。
このテキストコマンドを使用すれば、他のPCのペット(オートマトンや召喚獣、あやつられているモンスターなど)をターゲットするかどうかを任意に設定できます。
テキストコマンドの使用方法は次のとおりです。

/ignorepet : 現在他人のペットをターゲットできる状態かどうかを表示する
/ignorepet on : 他人のペットをターゲットしない状態にする
/ignorepet off : 他人のペットをターゲットできる状態にする

※ignorepet onの状態で、他のPCのペットがターゲットおよびサブターゲットの対象から除外されます。
※モンスターのペットや、バリスタやブレンナーにおける敵PCのペット、フェローは、設定にかかわらず、常にターゲットすることが可能です。